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| 校長室より |
温もりある中村での「す・こ・や・か」な子どもの育成
〜子どもの安全・安心、笑顔を大切に〜
新型コロナウィルス感染症への対応も2年目に入りました。今年度はコロナ禍であっても昨年度よりも落ち着いて教育活動に取り組めるのではないかと考えていましたが、県内でも感染力が強いと言われる変異株が広がり、昨日「石川緊急事態宣言」が発出されました。
さて、例年4月の授業参観でスクールフォーラムを開催し、保護者の皆様に1年間の学校教育についてご説明しておりますが、新型コロナウィルス感染症拡大防止を考え、今年度も昨年度に引き続き書面でご説明いたしますのでご理解をお願いします。
4月から子ども達の様子を見ていますと、昨年度より元気に通ってきている感じます。そんな姿を見ながら「子ども達の声・笑顔っていいな」と実感し、改めて中村の子どものために、努力していかなくてはいけないと考えております。
新型コロナウィルス感染への危険や不安はまだ続くと思われます。学校での感染防止を徹底するとともに、子どもが自分から安全な行動ができるよう指導することが必要だと考えております。
今年度は、児童の安全・安心を第一に感染状況を見極めながら方法を工夫しながら、教育活動に取り組んでいきたいと考えています。学校と家庭・地域と手を取り合い、「す・こ・や・か」な子どもを育んでいきたいと思いますので、理解・ご支援をお願いします。
令和3年5月10日 校 長 河 村 真 吾
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校長室より |
「ぬくもり」ある中村で、「す・こ・や・か」な子どもの育成 〜 学校・家庭・地域が、つながり・合う・笑顔で 〜
4月入学式・始業式を終えてすぐ、新型コロナウィルス感染症拡大防止のために臨時休業に入ることになりました。全国に緊急事態宣言が出され、石川県は特別警戒都道府県に指定されました。
そんな時期、今年度の中村町小学校の教育をどのように進めていこうか何度も考え直していました。こんな時は初心にもどろうと、中村町小学校に着任した時のことを思い出しました。
校門を入って目にした「す・こ・や・か・な児童像」を思い出しました。
(す)進んでする子…主体的に判断し、行動する子 (こ)根気のよい子…最後までやりぬく子 (や)やさしい子…思いやりの心をもち、自他を尊重する人間性豊かな子 (か)考える子…よく見て、よく聴いて、よく考える創造性豊かな子
中村町小学校の伝統のものだと聞いたことを思い出し、意味を考えながらもう一度見上げました。
臨時休業中に校下を回ると、保護者の方や地域の方から何度も温かい声をかけていただきました。中村町が学校を温かく見守り、支えていただける所だと感じ、近年、教育目標として掲げている「ぬくもりある学校での学び合う子の育成」が腑に落ちました。
学校では、子ども達には社会で生きていくための基盤の“学力”、力強く生き抜くための“体力”、そして、他と関わりながらよりよく課題を解決しようとする“意欲や心”、“豊かな人間性”を育てることが大切だと思います。
何と言っても、学校は子ども達が集まり「社会」を学ぶことができる場所です。お互いを思いやる気持ちを育み、ルールを守ることができるようにすること、協力すること、最後まで頑張ることなど、集団の中だからこそ身に付くものがあると考えています。
子ども達には、学校で様々なことを学び合って欲しいと思っています。頑張る子ども達を支え、自分たちの成長を自覚・実感できる学校でありたいと考えています。
やはりそのためには、学校が保護者の方や地域の方と連携することが大切だと考え、今年度は「つながり・合う・笑顔」を合い言葉に教育活動に取り組んでいこうと改めて思いました。
ようやく6月、学校が再開し元気な子ども達の声がもどってきましたが、新型コロナウィルス感染の危険がなくなったわけではありません。これからは、子どもが自分から安全な行動をできることを教えていかなくてはいけないと感じています。
私は「ピンチこそ、一つになるチャンス」だと考えています。地域・家庭・学校が手を取り合いこのピンチを乗り越え、「ぬくもり」ある中村で、「す・こ・や・か」な子どもを育んでいきたいと思います。今後ともご理解・ご支援をお願いします。
金沢市立中村町小学校 校 長 河 村 真 吾
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