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令和3年度 |
本年度は、GIGAスクール構想が前倒しされ、本格的に実施されることとなりました。新たな社会となる「Society5.0」を展望するにあたり、1人1台の情報端末は社会基盤のひとつとなり、仕事や生活に欠くことのできないツールとなります。それに伴い、学校でも1人1台の情報端末が整備されました。一方、これからの時代を生き抜く子どもには、主体的に学び合う姿勢が求められています。また「主体的な学び合い」とは、自らの能力を引き出し、自分なりに試行錯誤したり多様な他者と協働したりしながら、自己や互いの学びを振り返って次につなげていくことであると考えます。現在ICTの活用方法は、反復練習の場面での個別最適化した学習、学び合いの場面での意見の共有化、または小規模校同士をつないだ遠隔授業など、いろいろ提案されているところです。このような中、どの場面でどのようにICTを活用すれば「主体的・対話的で深い学びの実現」につながるのかを探求することで、「主体的に学び合う子の育成」を目指していきます。 |
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令和2年度 |
本校では、昨年度、研究主題・副題を「自分の考えを持ち、豊かな表現ができる子の育成」〜少人数の特性を生かした学び合いの工夫〜とし、『金沢型学習スタイル』が掲げる「自分の考えを伝え合う」と「みんなで考えを深めます」を大切にして取組を進めてきました。そのためにお互いの意見を聞いたうえで考え、話す力を育てる取組を中心に進めてきました。授業の中で考え、話したくなるような発問や具体的な話型、話し合いの場の工夫などを継続して行うなかで、児童・生徒はお互いの意見を聞いたうえで、考え話す力を身につけつつあります。一方、一人一人が自分の考えについて根拠を明確にして、話し合いに臨むという力はまだ十分とは言えません。そこで今年度は、研究主題・副題を「学びを生かし、伝え合う子の育成」〜「書くこと」から〜とし、自分が思ったことや考えたことを「書くこと」で、考えの根拠や理由を確認する手立てを身につけ、『金沢型学習スタイル』の「自分で考えます」部分を大切にして取り組みたいと思います。 |
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