11月の保健だよりでは、「ネット依存症」「スマホ依存症」についてお知らせしました。
ここ近年、小学生の携帯電話やスマートフォンの所持率も上がってきており、校内での子ども達の日常会話でも、動画サイトやSNSの話題がよく聞かれます。
ネットや情報端末は、賢く使えば生活をより快適にしてくれる便利なものではあります。 ただ、保健だよりでもお伝えしたように、
使い過ぎによる健康被害や、コミュニケーションに与える影響、行動の切り替えができず没頭してしまうといった問題が心配されます。
↓本校や他校で聞かれる、心配される子どもの様子↓
▲夜遅くまで動画サイトを見続けて、寝不足で授業に集中できない
▲SNSでグループから外され、クラスでも友達関係のトラブルになった
▲SNSで自分の知らないところで悪口を書かれていた
▲テストの答えをSNSで他のクラスの友達から教わり、高得点を得た
▲別の部屋にいる親から、SNSで「もう寝なさい」のメッセージが来た
▲家の人がいない時に自由にネットをしていたら、ランサムウェア(身代金要求型ウィルス)に感染した
▲友達と一緒に不適切なサイトを見ていたら、高額の請求を求められ、個人情報を流してしまった
▲SNSや楽しい動画・ゲームで、勉強が手につかない
大人でも機能を持て余す情報端末。人間関係や文章力、判断力が未熟な子ども達がトラブルを起こしてしまうことは大いにあり得ることです。
子どもたちを守るために、今一度おうちでネットや情報端末の使い方について親子で話し合っていただければと思います。
保護者の方からは、ネットに潜む危険性と「大切なあなたを守るためにルールを作りたい」という思いをお伝えいただき、一緒にルールを作っていただきたいと思います。
家族のルール(例) ●1日の使用時間を決めましょう。 ●使用場所を決めましょう。 ●親に言ってから使いましょう。 ●マナーを守りましょう。 ●21時以降は使用しないようにしましょう。
子ども達が、健やかで元気に成長していけるために、ともに良い環境づくりをしていきましょう!
★参考サイト・資料★
ホッとネット大作戦(石川県ホームページ)
H29「親子のホッとネット大作戦」パンフレット(PDF:6,470KB)
上記のサイトでは、県内の学校・PTAや市町の取組、 パンフレットでは、「インターネットに潜む危険性」や「危険から身を守るための対策」、「ネット依存の影響」などのたくさんの情報がご覧いただけます。
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